阪神淡路大震災から今日で30年を迎えました。
校長先生は震災当日から30年、どのように復興していったのかを「しあわせ運べるように」の歌と共に映像を見せながら、説明してくださいました。「泣きそうになるわ。」と言う子がいるぐらい、みんな真剣に一生懸命聞いていました。
そして、避難所に設置される段ボールベッドの段ボールの利点について体験をしながら確認しました。まず、上靴を脱いで体育館の床に立ちました。その後、段ボールの上に立ちました。「床に直接立つよりもあったかいわ。」「ぜんぜん温度が違う。」などの声が聞こえてきました。また、ペットボトルカイロの体験では、「ペットボトルにお湯いれて、お腹に当てたら長いことぬくいわ。」と震災時に身近にある物が便利に使えることが分かりました。
2時間目の終わりに、地震を想定した避難訓練をしました。低い姿勢で頭を守りながら、静かに落ち着いて避難しました。体育館に入ってから点呼の後、逃げ遅れた人がいるのがわかりました。捜索に行った先生が戻ってくる間も、黙って静かに待ちました。
1月17日は「おむすびの日」でもあります。ボランティアの方が作ってくれたおむすびで、多くの命が救われました。お米のありがたみとボランティアの方の善意を忘れないように、しっかりと味わいながら食べました。自分の命は自分で守る。お互いを支え合って生きていくことの大切さを学ぶ日となりました。