令和6年度 修了式

6年生が卒業し、広々とした体育館で在校生4名の修了式を行いました。

校長先生から修了証を受け取り、今年度の学年の学びが終わりました。校長先生から、先日の卒業式では心のこもった歌やメッセージがよかったと褒めていただきました。

そして4月からは1年生2名を迎え、さらに支え合い、学び合い、励まし合いのあふれる学校になるよう、これまで以上に積極的にチャレンジしていく旨が伝えられました。始業式に進級した子ども達に出会えることを楽しみにしています。

六年生 旅立ちの日

暖かな春の日差しの中、保護者とたくさんの来賓の方々に見守られる中、令和六年度 卒業証書授与式が行われました。

校長先生から卒業証書を受け取り、保護者に手渡しました。校長先生の式辞の後、副町長様、PTA会長様よりご祝辞をいただきました。

別れの言葉では在校生4人と対面になり、思い出を語りました。大きなランドセルを背負って入学した1年生。新型コロナウイルス流行による、休校、マスク生活になった2年生。3年生からリコーダーの練習が始まりました。4年生ではスキー教室、5年生では自然学校で他校の児童と交流しました。そして6年生の150周年記念集会やマルの動画撮影などたくさんの学校行事のリーダーとして活躍してくれました。

在校生からの贈る言葉は、一人一人に優しく接してくれた6年生への感謝の言葉が溢れていました。

保護者への感謝の言葉の後、お互いを大切にし、支え合って育ってきた6人の仲間で「ベストフレンド」を歌いました。式の最後の校歌は、卒業生、在校生、職員、会場全体を優しく包み込む歌声が響きました。

6年生6人は、たくさんの愛にあふれた長谷小学校を力強く、しっかりした足取りで巣立っていきました。

記憶に残る卒業式に

今年度、最後の朝会は「人はなぜ歌うのか?」について、お話がありました。

校長先生は、NHKの「歌うことについて調査された番組」3本からその内容を話してくださいました。1、歌うことで人は幸福感が得られる。2、同じ音を聞いてハモることで、集団の絆(なかま意識)ができる。3、記憶(心の奥)に深く残る。

「長谷小のみんなで、心を一つにした歌ありましたよね?」「あった!マルの歌。」映像で見たマルの歌を歌っているみんなの姿は、どの子もどの先生もにこにこ笑顔であふれていました。そのまま、この気持ちで卒業式の歌を練習しました。卒業式は、10人の子どもたちの歌声が響きます。

6年生を送る会

6年生を送る会をしました。

5年生以下の4人で、お世話になった6年生にありがとうの気持ちをこめて、楽しい会になるよう一生懸命考えて運営しました。

2,3年生はパネルとパネルの間に通った物を答える「何が通ったでしょう?」でした。運動会で使ったポンポンや扇子、大谷翔平グローブなど6年生との思い出の品々が飛びだしました。

5年生は、1年生国語でお馴染みの「サラダで元気」の話をアレンジした「6年生パウダーで元気」の劇でした。6年生が卒業した後、自分たちで頑張れるかな?と不安がる様子に、6年生の個性を凝縮した特製パウダーをお汁にふり掛け飲んで、たくさんの勇気と力をもらい自信をつけてパワーアップしていくお話に、笑いと拍手で盛り上がりました。

最後は、塗り箸で小豆か銀杏を挟み、障害物を越えて向こう側のお椀まで運ぶゲームでした。はしで挟んでスタートしても、途中床に落としてころころ転がる豆を必死に追いかけて何回も摘まみ直す人がいました。

少ない在校生が、工夫をこらして楽しい送る会を企画してくれました。6年生が喜んでくれて大成功でした。

ビブリオバトル6年 ~後編~

6年生の本の紹介、後編です。

最初に紹介してくれた本は、「君色パレット ~ちょっと気になるあの人~」でした。多様性をみつめるショートストーリーです。人と物との距離感や捉え方は人ぞれぞれで、自分自身のことを大切に見つめるきっかけになる本です。2冊目の紹介は、「余命さいごの日に君と」。主人公と自分を重ね合わせて、「もし、私が主人公だったらどうするか。」「生きることの意味。」を教えられたと感想を述べてくれました。

3冊目は、「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」。アニメでお馴染みの推理もので、次々と展開が変わっていく面白さと、ふりがながふってあるので、中学年くらいから楽しめる本です。「もうすぐ映画がテレビで放送されるので、本を読んでから見るのも楽しいですよ。」とアピールしてくれました。ビブリオバトルを通じて、それぞれの個性と伝える力がしっかり発揮できた会になりました。

学年末「学校ピカピカ大作戦」

学年の終わりも近づき、普段なかなか手の届きにくい箇所を中心に、みんなで掃除をしました。

今回は、3階の特別教室と廊下の窓枠サッシを中心に、スポンジと雑巾を使って出入口の戸やレールもきれいに掃除しました。

バケツの水が黒くなったので何回も水をかえながらしました。わずか20分間でしたが、みんなで手分けしたので、早くきれいになりました。

ビブリオバトル6年生 ~前編~

たくさんの本と出会って、心豊かに成長してほしい本好きの担任の願いから、6年生が2回に分けてビブリオバトルをしました。

最初に紹介してくれた本は、「青春サプリ -なりたい自分になれる―」という短編集です。この本を手にしたきっかけや、短い時間でも読める手軽さを紹介してくれました。2冊目は、「妖怪の子 預かります」。「妖怪」と聞けば怖いイメージですが、いろんな妖怪の子ども達がくりひろげる毎日は、とても愉快だと思いませんか。好奇心をくすぐられる本です。

3冊目は、「明日のひこうき雲」。部活動を通して知り合った男女の枠を超えた友情が描かれていてキュンとする本です。語りかけるような口調で堂々と自信を持って紹介していた3人の姿に、先生たちも引き込まれてしまい審査が困りました。本の内容や感想を自分の言葉で紹介していたので、伝える力が育っていることに感動しました。

昔遊び「スリー?!」

昼休みに5年生主催で、地域の方に教えていただいた昔遊びの「スリー」をしました。5年生のルール説明の後、早速始めました。

身体の一部に石を乗せて、落とさないようにコートの中をすり足で進みます。ゴールに置いている石に、自分が運んだ石を落としてカチンと当たればOKです。

まずは石選びからしました。落ちにくくて重すぎない石を吟味します。落とさないようにすり足で運びますが、なかなか最後のゴールの石にカチンと落とすことができません。やってみると意外と難しくて楽しい「スリー」に時間を忘れて遊びました。

民生児童委員さんとのあいさつと地区集会

今年度最後の民生児童委員さんとの懇談会と地区集会がありました。

民生児童委員さんは、いつも登下校の見守りや、学校行事に足を運んで子ども達を応援してくださっています。地区児童会前に、民生児童委員さんから1年間の振り返りのお話がありました。その中には、先日の太鼓打ち納めの会で6年生が積み上げてきた演奏に心ひかれたことや、これまで努力してきたことに自信を持って進んでほしい思いを伝えられました。

その後、ヘルスタイムの説明と春休みのくらしについての指導がありました。

砥峰太鼓打ち納め会

6年生にとっては太鼓の集大成ともいえる、太鼓打ち納め会がありました。朝から雨が降り冷え込みましたが、保護者と地域の方々が来校してくださいました。

最初に師匠の浦上先生と基礎打ちをした後、「太鼓ばやし」「響け、長谷小っ子魂」「長谷小ッ鼓~輝~」を全員で演奏しました。最後に太鼓の他に篠笛、チャンチキ、チャッパなどの楽器も加わった6年生による新曲「祭り」の演奏がありました。

6年生は、6年間の太鼓活動を振り返り、「最初は難しかったけど学年が上がるにつれリズムが打てるようになり楽しかった。」「みんなであわせることの心地よさを感じるようになった。」「心が折れそうになることもあったけど、頑張った。」などの感想を一人ずつ述べていきました。浦上先生からも、「6年間続けたことが、今後の人生の糧になることもある。」と言っていただき成長の足跡を感じる会になりました。