おはしもち…、

押さない、走らない、しゃべらない、戻らない、
そして、近づかない。
あのアナウンスは、ただの校内放送じゃありません。
火事を想定した避難訓練。
「火災発生」の一言で、教室の空気が一瞬でスイッチしました。
ざわめきが消えて、静けさだけが残る、あの独特な緊張感。
校庭に出て整列しながら、ふとよぎります。
——もし、これが本当の火事だったら?
その瞬間、頼れるのはきっと「誰か」じゃなくて、
“自分の判断”。
自分の命は、自分で守る。
シンプルで、いちばんスマートなルール。
この避難訓練は、これからも、
寺前っ子のなかで生き続けていきます。