連休明けの朝会では、校長先生が端午の節句について4つ内容を話されました。
1つ目は、大空に元気に泳ぐ「鯉のぼり」についてです。中国の黄河をさかのぼると龍門という滝があり、その流れにあらがって滝を登った鯉は龍となり、天を舞ったという伝説から、子どもが元気に育つことを願い「鯉のぼり」を揚げるようになったことです。2つ目は、「柏餅」に使われる柏についてです。柏の木は、新しい葉が出るまで古い葉が落ちることがありません。そのため代々絶えることがないよう縁起をかついで柏の葉を使っていることです。
3つ目は、菖蒲についてです。菖蒲湯につかるのは、菖蒲の持つ強い香りが邪気(悪い物)を祓うとされていたため、子どもの成長を祈るものとされいることです。4つ目は、五月人形についてです。子どもが元気に育つように願いを込めた人形であることです。
最後に、みんなで新聞紙を使って兜を折りました。
長方形の新聞紙から正方形を作って折り進めます。校長先生が、6年生に「この兜は、線対称ですか。それとも点対称ですか。」と質問をしました。すると、6年生全員が「兜は、線対称です。」と元気よく答えました。授業で学んだ知識が定着しているなと感心しました。作り終わったら全員で頭にかぶり、成長を祝いました。