校外学習(前編) ~生野銀山~

神河町ふるさと学習の一環で、銀の馬車道関連の施設めぐりをしました。生野銀山では、現地ガイドさんに約1時間かけて、わかりやすく、ていねいに教えていただきました。入口を入ってすぐ、天然記念物の「ヒカゲツツジ」の群生が出迎えてくれました。

生野銀山は1200年前に発見され、日本史の名だたる武将たちの時代を経て、江戸、明治、大正、そして昭和48年に閉山するまでの様子をここで見学しました。

江戸時代では1日にわずか10cmを手で掘り進んで行ったそうです。サザエの貝殻に菜種油を入れて、狭い洞穴のような穴(狸掘)がいくつもありました。

時代が進み明治以降になると、フランスの鉱山技師の指導の下、火薬を使って岩をくずしたり、運び出すための機械も導入されました。

生野銀山の中は、一年中一定の温度と湿度に保たれているので、カボチャやサツマイモ、日本酒やワイン等を追熟させるために保管されていました。びっくりです。

暖かい休憩所をお借りして、お弁当を食べました。ローダーのトロッコに乗ったり、「明延の1円電車」に乗ってみました。

ここから銀の馬車道のスタートです。