記憶に残る卒業式に

今年度、最後の朝会は「人はなぜ歌うのか?」について、お話がありました。

校長先生は、NHKの「歌うことについて調査された番組」3本からその内容を話してくださいました。1、歌うことで人は幸福感が得られる。2、同じ音を聞いてハモることで、集団の絆(なかま意識)ができる。3、記憶(心の奥)に深く残る。

「長谷小のみんなで、心を一つにした歌ありましたよね?」「あった!マルの歌。」映像で見たマルの歌を歌っているみんなの姿は、どの子もどの先生もにこにこ笑顔であふれていました。そのまま、この気持ちで卒業式の歌を練習しました。卒業式は、10人の子どもたちの歌声が響きます。

6年生を送る会

6年生を送る会をしました。

5年生以下の4人で、お世話になった6年生にありがとうの気持ちをこめて、楽しい会になるよう一生懸命考えて運営しました。

2,3年生はパネルとパネルの間に通った物を答える「何が通ったでしょう?」でした。運動会で使ったポンポンや扇子、大谷翔平グローブなど6年生との思い出の品々が飛びだしました。

5年生は、1年生国語でお馴染みの「サラダで元気」の話をアレンジした「6年生パウダーで元気」の劇でした。6年生が卒業した後、自分たちで頑張れるかな?と不安がる様子に、6年生の個性を凝縮した特製パウダーをお汁にふり掛け飲んで、たくさんの勇気と力をもらい自信をつけてパワーアップしていくお話に、笑いと拍手で盛り上がりました。

最後は、塗り箸で小豆か銀杏を挟み、障害物を越えて向こう側のお椀まで運ぶゲームでした。はしで挟んでスタートしても、途中床に落としてころころ転がる豆を必死に追いかけて何回も摘まみ直す人がいました。

少ない在校生が、工夫をこらして楽しい送る会を企画してくれました。6年生が喜んでくれて大成功でした。

ビブリオバトル6年 ~後編~

6年生の本の紹介、後編です。

最初に紹介してくれた本は、「君色パレット ~ちょっと気になるあの人~」でした。多様性をみつめるショートストーリーです。人と物との距離感や捉え方は人ぞれぞれで、自分自身のことを大切に見つめるきっかけになる本です。2冊目の紹介は、「余命さいごの日に君と」。主人公と自分を重ね合わせて、「もし、私が主人公だったらどうするか。」「生きることの意味。」を教えられたと感想を述べてくれました。

3冊目は、「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」。アニメでお馴染みの推理もので、次々と展開が変わっていく面白さと、ふりがながふってあるので、中学年くらいから楽しめる本です。「もうすぐ映画がテレビで放送されるので、本を読んでから見るのも楽しいですよ。」とアピールしてくれました。ビブリオバトルを通じて、それぞれの個性と伝える力がしっかり発揮できた会になりました。

学年末「学校ピカピカ大作戦」

学年の終わりも近づき、普段なかなか手の届きにくい箇所を中心に、みんなで掃除をしました。

今回は、3階の特別教室と廊下の窓枠サッシを中心に、スポンジと雑巾を使って出入口の戸やレールもきれいに掃除しました。

バケツの水が黒くなったので何回も水をかえながらしました。わずか20分間でしたが、みんなで手分けしたので、早くきれいになりました。

ビブリオバトル6年生 ~前編~

たくさんの本と出会って、心豊かに成長してほしい本好きの担任の願いから、6年生が2回に分けてビブリオバトルをしました。

最初に紹介してくれた本は、「青春サプリ -なりたい自分になれる―」という短編集です。この本を手にしたきっかけや、短い時間でも読める手軽さを紹介してくれました。2冊目は、「妖怪の子 預かります」。「妖怪」と聞けば怖いイメージですが、いろんな妖怪の子ども達がくりひろげる毎日は、とても愉快だと思いませんか。好奇心をくすぐられる本です。

3冊目は、「明日のひこうき雲」。部活動を通して知り合った男女の枠を超えた友情が描かれていてキュンとする本です。語りかけるような口調で堂々と自信を持って紹介していた3人の姿に、先生たちも引き込まれてしまい審査が困りました。本の内容や感想を自分の言葉で紹介していたので、伝える力が育っていることに感動しました。

昔遊び「スリー?!」

昼休みに5年生主催で、地域の方に教えていただいた昔遊びの「スリー」をしました。5年生のルール説明の後、早速始めました。

身体の一部に石を乗せて、落とさないようにコートの中をすり足で進みます。ゴールに置いている石に、自分が運んだ石を落としてカチンと当たればOKです。

まずは石選びからしました。落ちにくくて重すぎない石を吟味します。落とさないようにすり足で運びますが、なかなか最後のゴールの石にカチンと落とすことができません。やってみると意外と難しくて楽しい「スリー」に時間を忘れて遊びました。

民生児童委員さんとのあいさつと地区集会

今年度最後の民生児童委員さんとの懇談会と地区集会がありました。

民生児童委員さんは、いつも登下校の見守りや、学校行事に足を運んで子ども達を応援してくださっています。地区児童会前に、民生児童委員さんから1年間の振り返りのお話がありました。その中には、先日の太鼓打ち納めの会で6年生が積み上げてきた演奏に心ひかれたことや、これまで努力してきたことに自信を持って進んでほしい思いを伝えられました。

その後、ヘルスタイムの説明と春休みのくらしについての指導がありました。

砥峰太鼓打ち納め会

6年生にとっては太鼓の集大成ともいえる、太鼓打ち納め会がありました。朝から雨が降り冷え込みましたが、保護者と地域の方々が来校してくださいました。

最初に師匠の浦上先生と基礎打ちをした後、「太鼓ばやし」「響け、長谷小っ子魂」「長谷小ッ鼓~輝~」を全員で演奏しました。最後に太鼓の他に篠笛、チャンチキ、チャッパなどの楽器も加わった6年生による新曲「祭り」の演奏がありました。

6年生は、6年間の太鼓活動を振り返り、「最初は難しかったけど学年が上がるにつれリズムが打てるようになり楽しかった。」「みんなであわせることの心地よさを感じるようになった。」「心が折れそうになることもあったけど、頑張った。」などの感想を一人ずつ述べていきました。浦上先生からも、「6年間続けたことが、今後の人生の糧になることもある。」と言っていただき成長の足跡を感じる会になりました。

児童集会~変形ドーナツボール~

2、3月生まれの人の誕生日集会で、「変形ドーナツボール」をしました。

赤と青に分かれてビブスを着けて、ジャンプボールをして開始。「ドーナツボール」は、バスケットボールの授業の前身としてするもので、それを長谷流に子ども達がアレンジしました。

円の中心に立ててある相手チームのブロックにボールを当てて、崩れた箱の数だけ点数が入ります。うまく味方にボールを回して、的に当たった時には拍手が起こりました。

朝会 ~日本語は奥深い~

普段みんなが何気なく使っている日本語。校長先生がその奥深さについて2回に分けてお話してくださいました。

「ヒイラギの葉、イワシ、マメ」から想像できるのは、「節分」です。「節分」とは、季節を分ける前日のことを言います。

日本には「二十四節気(にじゅうしせっき)」というものがあり、二十四に分けることができ、「夏至」や「冬至」は日の長さで理科で勉強します。「月名」もみんなで声を出していいました。

2回目は「いろはうた」から始まりました。「いろはにほへと・・・」流暢な音の流れは、七五調で書かれてあります。五十音表に出てきたかなを読みながら〇をつけていきました。すると最後の文字を読み終え〇をつけたあと・・・「わぁ!全部の平仮名がつかってある。」「〇が全部ついている。すごい。」など子どもたちの感動した声が聞こえてきました。10世紀末から11世紀半ばの間に成立したとされる「いろはうた」。作成された背景と作られた方の英知にも驚かされる時間となりました。