修了式

本日、令和5年度の修了式をおこないました。昨日は卒業式で、6年生がいない体育館の雰囲気には、今までと違う寂しさがありました。

それぞれの学年代表者が、ステージに上がり、校長先生から「修了証」を受け取りました。校長先生の式辞は、「ハチドリのひとしずく」のお話でした。小さな1羽のハチドリが自分のできることを精一杯やり、仲間を増やし、大きなことを成し遂げる話です。

進んでやる。自分からやる。支え合い。助け合い。認め合い。4月から1つ学年が大きくなるみんなに期待が膨らみます。4月に元気に会いましょう。

巣立ちの日

感染症による人数制限も緩和され、各地区区長様 民生委員児童委員様 他、たくさんの地域の方々に見守られながら令和5年度 卒業証書授与式が執り行われました。

卒業証書を授与された後、卒業証書を保護者の方に手渡しました。

校長先生の式辞に続き、山名町長様、PTA会長様から温かいお祝いの言葉をいただきました。

「別れの言葉」では6年生それぞれ一人ずつ思い出が紹介されました。在校生は、あふれそうになる涙をこらえながら「ありがとう」の気持ちを込めたメッツセージと歌を贈りました。

3月にしては珍しく降った雪もやみ、明るい日差しの下、たくさんの人々に見守られながら6年生は長谷小学校を巣立っていきました。

「平和の絵」~キッズゲルニカ~

5,6年生は2月7日の参観日の後、総合の「平和学習」の集大成として「キッズゲルニカ」の制作に取り組みました。廊下に、これから描く縦1.5m 横7mの紙を広げ、その大きさを実感し「自分たちの描く平和」の絵にチャレンジしました。

ピカソのゲルニカは、1937年スペインの内戦中に「ゲルニカ」という町が空爆を受けた時の様子が描かれた絵です。子どもたちは授業で「ゲルニカ」は戦争による空爆で悲しみや苦しみにもがく人物や動物を表現している絵であることを学習しました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: -1-1024x257.jpg

犬見川から砥峰高原までを背景に、描きました。「くつ下に絵の具、ついてもたわ。」と笑いながら、1カ月かけてこつこつと取り組みました。

そして、子どもたちの目指す「平和とは、みんなが笑顔で安心してすごせること」そんなゲルニカが完成しました。

KODAK Digital Still Camera

52年ぶり?!野菜のはなし

野菜には「指定野菜」と「特定野菜」があります。校長先生からくばられた「野菜カード」を指定野菜と特定野菜にわけて貼っていきました。

指定野菜は給食でもおなじみの野菜で、学校の畑や家でも作っている冷蔵庫の野菜室や台所の常連野菜です。

総務省や農林水産省の調査で、12年前に比べて家庭で買われる量も増え、生産量も大幅に増えたことから2026年度から、特定野菜から指定野菜になった野菜があります。なんの野菜でしょう? 

レンコン?ごぼう?かぼちゃ?ブロッコリー?サラダやいろんな料理にきれいな色でよくつかわれているのを見るから。正解は「ブロッコリー」でした。ほんまや!なるほど!とブロッコリーの「指定野菜昇格」にみんな納得しました。

6年生を送る会

児童会主催の6年生を送る会をしました。今年度の卒業生は5名です。

いつも長谷小学校を引っ張ってきてくれた6年生に楽しい思い出を残してもらうために在校生がいろいろと出し物を考えました。

1・2・4年生は6年生のランドセルや体の一部を撮って、誰の写真か当てるクイズをしました。6年間一緒に過ごした友だちなのでわかりますよね(^^♪

作った花束をプレゼントしました。

5年生は、事前に在校生に6年生についてアンケートをとり、その結果を発表しました。「○○さんは優しい。楽しい。」「中学校でも頑張ってほしいけど、卒業してしまうとさみしい」などの意見も多かったみたいです。ダンスでも盛り上げました。プレゼントにアルバムも渡しました。

ゲームでは、在校生と先生が校舎、運動場を使ってかくれんぼ大会をしました。探す鬼はもちろん6年生(と担任の先生2人)です。見つけた人からカードをもらって、並べ替えてキーワードを当てます。

「プレゼームマンタ…」さすがに違いますね。その後、無事にプレゼントをゲットできました。皆からのメッセージを渡しました。

6年生からもクイズの出し物がありました。笑いありの楽しいゲームでした。

はてな 考えてみよう~その2~

校長先生の「不思議だな なんでだろうシリーズ」2回目です。子どもたちは一人1台ずつ、自分が使うタブレットを持って集まりました。今回は、長谷校区の田んぼに注目しました。冬の間、水が張ってある田んぼと、そうでない(水がない)田んぼがあります。なぜだと思いますか?

手元のタブレットで、じっくりよく見て考えます。「ほんまや。なんでやろ?」ヒントは、5年生の理科で「発芽の条件」と「植物の成長について」学習しましたよね。

水が張ってあると、寒い日に氷になる?そしたら草は生えない?水を張っていない土に種が飛んできたら種は育って草が生えますね。反対に水を張っていると発芽することが出来ません。

水が張ってあると、藻が発生します。→水中生物が増える。→鳥が食べる。→糞をする。→田んぼの肥料となります。水田んぼにすると、水の管理など手間がかかります。しかし化学肥料にたよらない稲作作りができるのです。

「おもちゃ広場」開催

1、2年生が生活科「あそびの広場を楽しもう」の学習で、自分たちで計画し、おもちゃを作り、上級生を招待しました。

上級生に楽しんでもらおうと準備、司会、説明など入念にリハーサルもしました。

オープンとともに、「皿まわし」「パタパタカーレース」「さかみちコロリン」

「なげてたおせフライングゲーム 」「迷路」の5種類のおもちゃコーナーに分かれて楽しみました。工夫されたおもちゃに、上級生も大満足で楽しみました。

「あい」が、あふれています

今年度最後の地区集会で民生児童委員のみなさんから励ましのお言葉をいただきました。

暑くても寒くても、そして雨、風、雪の日も、子どもたちの登下校とともに、成長を見守ってくださいました。更に「あなたたちの笑顔とあいさつが、周りの人に元気を与えていますよ。」とほめてくださいました。

地区集会の後に、6年生を囲んで「なかよし給食」をしました。班ごとに丸くなって、少し話もしながら食べました。

「ごちそうさま」の後は、ドッチビーをしました。先生たちも、手加減なしでコートで奮闘しました。体育館は、笑い声と「あい」があふれていました。

砥峰太鼓打ち納め会

春の陽気に包まれた午後、「砥峰太鼓打ち納め会」をしました。

6年生と演奏する最後の日、児童15名が心を込めて打ちました。

全員で演奏した後、6年生と師匠の浦上先生作曲の「華楽(からく)」が披露されました。

6年間こつこつ取り組み、人の心を打つ演奏ができるまでに成長したことをほめていただきました。もうすぐ巣立つ6年生一人ひとりの、大きな自信になっていくことでしょう。

からだを感じて            ~からだを使ったストレスマネジメント~

 今年度最後の5、6年「心の健康」についての授業は、スクールカウンセラーの先生から「マインドフルネス」を教わりました。先生が作務衣姿で登場。なんだかお坊さんみたいです。「マインドフルネス」の始まりは、仏教(曹洞宗)の禅と瞑想の修行、その教えを学んだ米マサチューセッツ大学のジョン・カバット・ジン博士が宗教とは関係なく一般の人にも取り組みやすいストレスマネジメントとして確立しました。

大切なのは、「今、ここで起こっていることに意識を向け、集中すること」です。心を落ち着けて、呼吸に意識を向けます。

マインドフルネスウォークは、ゆっくりスローモーションみたいに出した方の足のかかとから地面に着けて足の裏までの感覚を感じます。

最後に自分を大切にする方法として、自分のからだの声をきく。そして頑張っている自分をいたわる方法として、ゆったり呼吸しながら自分を抱きしめる「バタフライハグ」をしました。少し照れながらでしたが、大事なことをたくさん教わりました。